スタンフォード大学 夜間授業 第4週目
まずは授業前のアクティビティーから
先週ある生徒からの提案でやることになった
タイトルは
リーダーシップを取ってくれた生徒 ワインなんか飲みながら語り合う
ということで、今週はお金周りについての話
と思っていたらいきなりVodkaテイスティング
3種類のVodkaが目隠しして置いてあり
美味しい順にランク付けした
それぞれ$4.99、$12.99、$34.99
まずは投票を終えて授業へ
これ、なんの話につながるのか?
ひとまず落ち着いたら今までの振り返り
CAC(顧客獲得コスト)< LTV(顧客生涯価値)
相変わらず大事であると
Product Market Fit→プロダクトを市場に合わせるべき
Business Planの変わりとなる
主に何に問題があり、リスクとなるのかを見つける
投資家がリスクとして注目する3つの事
- マーケットがあるのか
- 資金面
- プロダクトが完成するのか
リスクを減らすためにもできる事をとにかくスタート
A,Bテストを繰り返すのみ
そして何よりFounderの情熱が必要だと
Passion X Expertise
特許についても熱い論議が出た
IPのために特許を取らない場合もあるし
シリコンバレーのトレンドはOpen Source
実際にクラスには大手企業に勤める人もたくさんいて
それについては熱い論議が巻き起こった
結論から言うと
医療系や理系の技術に関して以外は
特許をとってもそれを維持する方や守るほうにお金もかかるので
特に必要はないと
Dashcream.us
教授がなんと授業で扱っている架空のスタートアップの
ドメインを買っていた
ほんまにJust Do Itやなと
そしてさらにはロゴなんかも以下のサイトにて有料でお願いしていた
こちらを利用して出来上がったのがこれ!$25だったと
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
この料金でこのクオリティー悪くない
今週中に全員で投票して決定
SPREADSHEET
これはMBAでも色々やったけれど
スタートアップの場合は初めてだったので参考になる
目的としてはまず全てのカテゴリーをシートに記入する事
Assumptions
仮の数字を入れて後で変更したら全てが変わるように設定
例えばDashcreamのクレジットカード手数料は売り上げの3%など
Capital Expenses
初期投資にかかる費用
例えばアイスクリームマシーンや冷凍庫など
これに関しては教授が自分のLinkedInでアイスクリームの専門家に連絡し
評判の良い機会を紹介してもらっていた
ケーススタディーなのにやる事半端ない
さすがスタンフォードの授業
Personnel
人を雇う場合のポジションと給与を記入
Glassdoor Job Search | Find the job that fits your life
↑でおおよその給与がわかる
Production/ COGS/ Variable Costs
製造に関わる資金
今回であればアイスクリームの原価や変動費(材料費や人件費)
SG&A (Sales, General, and Administrative)
家賃などの固定費
仮なのであまり内容には気に取られずに
まずは項目を埋めるように。。。
10%ほどの誤差であれば許容範囲
と教授が言っているのにまあファイナンス系の方が突っ込むツッコむ
数字が現実的でないとか色々
なかなか終わりそうにないので、個別でという事になったものの
『あ、それは時間ないから後で』とすぐに言わないあたりアメリカ流なのかも
教授も朝の2時間ほどで全てを作ったので
もう少しやり直すねと言って終わり
最後はある5歳の女の子の話
5歳の女の子が書いた絵が天才的で$25,000で売れた
ところが実は父親が書いていたとわかり全く価値のないものに
そのあと授業のはじめにテイスティングしたVodkaの結果発表
3種類ともにほぼ3割づつ表が入っていて差はない
結果的には味ではなくストーリーに価値がついているのだと
そもそもVodkaというのは無味無臭無色のアルコール
なのに値段が全く違うのであると
この二つからわかった事は
STORYの大切さ
ストーリにより大きく価格や価値が変わると
ジョブスも同じ事言ってたなと
同じものでも何を語るか。。。奥深い